愛しき君は永久に眠れり

薄紅の吐息は露と消え

ただ青白く燃ゆるのみ

我が涙は雨となり

遍く大地に降り注ぎ

その頬を濡らすであろう

我が慟哭は胸を裂き

血潮は夕刻を染め

その頬を彩るであろう

土に抱かれて眠れ

愛しき君よ

腐敗し朽ち果てるのだ

再び会い見える時

永久の接吻を交わすために