月夜の夢想あるいは穢れし魂の純潔

貴女と綴った記憶のページを

貴女と紡いだ時の糸を

息を潜めてめくり

目を閉じて手繰る

溢れる涙は

伝え切れなかった想い

押し殺された愛の言葉

罪に穢れた魂の

たった一つの純潔

今宵の月は貴女のように

なんと物憂げに

蒼白く燃えるのでしょう

貴女に会いたい

もう一度

この腕に抱きしめたい



あの日失った貴女へ

永久の愛と想いを込めて…