北海道ヒッチハイク4

さて、M氏がぽんぽん船のヘルパーをやるのも8月一杯とのこと。
まだ数日残っている+私の懐が厳しくなってきたので、また旅に出ることにしました。
ほら、宿代がさ…うん。

そういうわけで、札幌に行くことに。
チャット友達のところには行けないので、野宿でもするべ〜と思っていたのですが…。



、来襲

野宿なんてレベルじゃねーぞwwwww
途方にくれつつ駅前でストリートライブしていると、同い年ぐらいのにーちゃん登場。

「何してるの?」
「これでお金を稼ぎながら旅をしてます」
「泊まるところあるの?」
「いや…ないんで、野宿とか…」
「今日は無理だよ。てか、当分無理だよ〜。台風が過ぎるまでさ、俺のとこ来たら?」

あなたが神かwww

T君は上背もないし、眼鏡をかけたひょろっコイ、いかにも人がよさそうな人でした。
ので、有難くついていくことに。
駅からバスに乗ってT君が一言…。

「実はさー、俺も居候なんだよね」

ちょwwwwwwwおまwwwwwwww

「ええっ!いいんですか?そんなの」
「家主はOっていって、凄くいいヤツだよ。ラジオ局でディレクターやってる。まー、話せば大丈夫だろ」

そんなかんじでT君と一緒にO君の部屋へ。
O君は仕事で毎晩遅いらしく、その時は不在だった。
T君と二人でテレビを見ていると、遅い時間にO君ご帰宅。

玄 関 で 固 ま っ て る

そりゃそうだ、うちに帰ったら居候が見知らぬ女を連れ込んでるんだからw
T君が事情を説明すると、O君も納得したらしく。
「まー、狭いうちだけど」
という軽いノリでOKしてくれた。

その後、三人で北海道の心霊スポットの話をしていると、T君が突然
「俺、出かけてくるよー。帰るのは朝だから、勝手に寝て」
といってどこかへ行ってしまった。
もう12時だぞ…しかも台風来てるぞ…。

二人取り残された私とO君。
O君はちょっと口下手で、話すのが苦手だから、自分の好きなサイトを教えてくれた。
廃墟の写真や、廃墟探検のサイトで、O君は廃墟が好きなんだそうだ。
それからなんとなく「心霊スポット兼近くの廃墟」ということで、夕張の廃炭鉱を見に行くことになった。

深夜、豪雨と暴風の中、坊主に近いタイヤを履いた車で夕張へ。
時々、車が横滑りするのは心霊現象ですか?(違

夕張は映画の街だそうで、幸せの黄色いハンカチのハンカチも見に行った。
けれど、真っ暗ではっきり見えなかった^^;
古い映画の看板がたくさんあって、なかなか面白かったけれど、廃墟も結構あるし、深夜で人通りも無いためゴーストタウンに見えました。
炭鉱の方は、雨が酷かったので車の中から見ただけ。
帰りも時々横滑りしながら札幌へ。
正直、炭鉱より車の方が怖かったw

天気が回復する頃、8月も終わり。
O君とT君に別れを告げ、再び小樽へ帰還。
M氏と二人でヒッチハイクの旅に出たのです。



とりあえず最初は旭川。
ストリート中のM氏。
正直、私の三線はへたくそでお金にはなりません^^;
M氏は凄く上手なので、路銀は専らM氏が稼いでいます。
私はバイト貯金で旅をしていたけど。


ここでまた事態が悪化しました。
またしても



、来襲

我々は旭川を北上した比布という町の「ぶんぶんハウス」というライダーハウスに逗留することになったのです。
ぶんぶんハウスはコインランドリーや有料シャワーもあり、なかなかよいところです。
すぐ横にバーベキューコーナーがあるのも特徴。
無料ということもあり、たくさんの人が泊まっていました。

ただ、ここは午前10時から午後4時くらいまで完全に締め切ってしまうため、その間どこかに行かなければならないのです。
天気がよければどこにでもいける…けれど、悲しいことに台風ではどこにもいけません。

しかし、天は旅人たちを見捨てなかった!
毎朝10時に、比布温泉行きシャトルバス(無料)が出ているのです!
つまり、締め切っているあいだずっとここで過ごせばいいのです!







そんなわけで、ぶんぶんハウスで仲良くなった、社長、ケンさん、トッキーたちと、毎日温泉に入り、休憩所で大富豪をやり、疲れたら寝るという日々を過ごしたわけです。

アメリカでは911テロが起こり、大変なことになっていました。


数日後、台風一過の晴天。
やっとヒッチ再開です。
ここから写真がやたら少ないのは…実はフィルムをケチったからです。はい。



ひとまず進路を北に取り、目指すは日本最北端!
しかし、「北」とはまたアバウトな…



日本最北端の地、宗谷岬。
ちなみにこの写真は葉書などではなく私が撮影したものです。
この日は宗谷に着いたのが午後だったので、ちょっと観光した後稚内に戻りました。



翌日、そういや記念写真とって無いな…ということに気づいて撮影。
風がやたら強かった。
海岸沿いを東へ進み、網走を目指す。

不思議なことに、男女ペアだと車がよく停まってくれるのです。
運転手曰く、女性連れだとなんとなく安心できる…だそうで。



刑務所で有名な網走です。
看板が厳つくていい感じ。
ここでキャンプのはずだったのですが、なんと…

先日の台風により、キャンプ場水没

仕方ないのでライダーハウスへ。
妙に湿っぽい上に、長期滞在者が主のように振舞っていてちょっと嫌な感じでした。

網走は一日だけで、またしても海沿いに南下。





斜里と羅臼の間にある「熊の湯温泉」そばのオートキャンプ場です。
この温泉は源泉100%だそうで、凄く熱いです。
が、水を入れると地元の人に怒られます。

キャンプ場は、朝になると野生の鹿が降りてきて草を食べます。
割と近づいても平気。



お次は根室。
ライダーハウス「インディアンサマーカンパニー」では、千円の宿泊料を払うと蟹が食べられます。
このとき、根室では「さんま祭り」をやっていて、秋刀魚をタダで焼き放題の食べ放題でした。

昼は秋刀魚、夜は蟹…贅沢すぎる。
しかも、二日連泊したら、一日目は花咲ガニだったのをタラバガニにしてくれました。



ルート確認中のM氏。
ここから内陸に入って行くことに。



阿寒湖のアイヌ集落にて
ムーミン??ゲゲゲの鬼太郎?w
阿寒湖のライダーハウスのおじさんはアイヌのエカシ(おじいさん)でした。
普通のライダーハウスはご飯は出ないけれど、ここでは食べきれないくらい出してくれました。
なんでも、蔵を空にするほど客をもてなすのがアイヌの流儀なんだとか…。

この後は、釧路、帯広…と移動し、再び富良野方面へ。



上富良野でみつけたヒマワリ畑。
このとき既に10月…北海道はもう寒かった。

小樽のぽんぽん船でまた少し過ごし、神戸へ帰還。
約三ヶ月の放浪は、特にトラブル無く終わったのでした。
泊めてくれた人、ご馳走してくれた人、乗せてくれた人。なにより、同行者のM氏。
本当にありがとうございました。
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