六甲山ハイキング
コンビニによって飲み物とおにぎりを買おうとしたら、おにぎり完売。ぐぬぅ。

湊川公園駅から夢野へ向かう坂をあがり、熊野橋から川沿いを歩く。
雪の御所のお地蔵さんがいい雰囲気だったのだけど、空が暗かったのと、微妙に逆光で暗い絵になっちゃいました^^;
再度筋を東に歩き、諏訪山町へ。
道は狭くて半分獣道のような感じ。傾斜が結構キツイ。
私の後ろに元山岳部の相方様がついてくると言う隊列で歩きます。
ほら、登山なんてしたことないですから!(その割に身軽)

靴紐を結ぶ相方。
ここで私が重大発言。
「ほんとにこの道であってるのかな」
な…なんだってーーー!!
「ちょww道知ってるから前歩いてたんじゃないの!」
「ん?知らないよ。だってここ登ったの初めてだし」
∧_∧
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 /
「そんなことより後ろを見てくれ、こいつをどう思う?」

「すごく…険しいです
で、この山ってなんていう山なワケ?」
「知らん!まぁ、こっち(後ろ)が山だから、私たちは東に向かえばいいのさ!そのうちちゃんとした道につくYO!多分!」←テキトーすぎ
折角のハイキングなので、歌でも歌って気分を盛り上げようではないか。
雪の進軍 氷をわけてっ♪←遭難フラグ
で、サクサクっと登っていったわけですが、その先は…
ザ・行き止まり☆
仕方ないので、登り始めたところまで引き返すことにする。
今度は相方様が先。
「ほら、坂きついから気をつけてー」
「ふひひ、大丈夫大丈夫。ヴェアア」
謎の悲鳴を上げつつ足を滑らせる俺。
尻餅をついただけなので怪我はなかったものの、自分の声が面白すぎてしばらく動けない状態。(笑の発作がwwww)

何とか立ち直って下まで降り、正規のハイキングコースに合流。
つーかこの道、チョット前に自転車で上った気がする。

川の流れる古い住宅地を歩く。

石段の上に鎮座する猫様。
またしても逆光…orz
ハイキングコースは「弘法道」という名前が付いており幅も広くて整備された道でした。
週末ということもあり、ハイキングの人たちがたくさんいました。

しばらく登っていくと再度公園(修法ヶ池)に到着。
貸しボートは営業していませんでした。残念!(←乗る気だったのか?)
売店でたこが入っていない、なんだかバリバリした食感のたこ焼きを食べ、外国人墓地のそばを通ってハイキングコースへ。
再度公園までは人も多くにぎやかな感じでしたが、ここからしばらく人影がありませんでした。
あんまり人が通らないルートなのかねぇ??

すぐ近くに再度ドライブウェイがあるのですが、この道はとても静かでいい雰囲気。
ウグイスの鳴き声が聞こえてきて爽やかな雰囲気です。
「ウグイスはねー、鳴いて縄張りをアピールしてるんだよ。」
「そうなん?」
「だから、口笛でマネすると鳴き方変わるんだよ」
ホーホケキョッ!!
「ホーホケキョ!(口笛)」
……ホーホゥケキョウッ!!
「おお!変わった!!」
しばらく口笛でウグイスのマネをしながら歩いていると、雰囲気のいい水場に到着。
コロコロコロコロという蛙の声と、ウグイスのケッキョケッキョという声だけが聞こえるところでした。

ここから先はヒノキと杉が生えた林道。
空気が爽やかでまさに森林浴。
しかし、花粉症の人にはキツイ場所かも?
防砂ダムが所々にありました。
道幅は狭く、緩やかな坂もあれば急な坂もあり。
階段のような段差も多く、小柄だと上り下りがしんどい…
林の間を細い道が続く。
森林植物園東門辺りまではずっとこんな感じ。
写真を撮る相方様
森林植物園を通ると、次はいよいよトエンティクロス。
川沿いを下って布引の方へ向かう道で、時々川を渡ります。
そんな場所を無事に通過できましょうか!否! 否! 否!!
ひあぁぁああ!
最初の川渡りポイントで足を滑らせ、尻から豪快にダイブ!「アヒャッヒャッヒャッヒャヽ(゚∀゚*)ノ」
川にはまったまま、何故か爆笑。
水冷たくて気持ちいいー(ノ∀`*)
相方様に引き上げてもらい、とりあえず陸へw
持ってきていたタオルで尻を拭いてくれる相方様。やさしーい♪
拭いてもらってる間、ずっと笑ってた私。ダメだコイツ、早く何とかしないとww
その後、何度か川を渡るものの、無事通過。
歩いてるうちに尻も乾いてきました。
またしてもダム。
高さ26mだとかで、とにかく高い。
高いところから下を見ると、尻のあたりがモニュモニュする。
六甲は水源地が多く、水資源豊富です。
ハイキングコース脇にあった謎のトンネル。
多分、水を流すためのものなんだろうと思うけど、こういうのを見ると入りたくなるのは性分ですかw
冬場は凍ったりするんだろうか。
それはそれで綺麗かもしれない。
布引の滝近くの茶店。
ブリキ製の「でんわ」の看板がレトロ。
重要文化財指定を受けている布引水源地。
チョコレート色のフェンスに囲まれているので、隙間から撮影。
水源の水はこちらの隧道に流れ込んでいる。
しばらく進むと、フェンスの向こうに湖らしきものがチラリと…
水がめちゃめちゃ綺麗です。
なんでも「布引の水は赤道を越えても腐らない」と言われているそうで、ほとんどは外洋に出る船に積まれるんだそうです。
ダム湖百選にも入っている布引貯水池。
とにかくデカイ!そして綺麗!
あぁ、私の尻が浸かった水もここに流れ込むんだろうなぁ…(しみじみ)
湖の上に架かる橋を渡って滝のほうへ。
この辺はすっかり観光地なので、人がたくさんいます。
近くまで車で来れるんでしょうか?明らかにハイキングとは無縁な感じの人もチラホラ。
滝が二本並んで流れています。
なんだか夫婦みたいですね〜
重要文化財指定の「谷川橋」
大正時代に作られた鉄筋コンクリート橋です。
猿のかづら橋
吊り橋風ですが、中身は金属でした。
しばらく行くと視界が開け、目の前はもう新神戸
ハイキングももう終わりですね。
布引きの滝の中でも一番下の「雌滝」
豪快さはないものの、繊細で美しい滝です。
布引という地名は、この滝が「布を引いている」ように見えるからついたそうです。
新神戸駅裏側の住宅地に到着。
途中、幾つかのハプニングが(主に私に)ありましたが、怪我などなく無事終了。
計画当初、今回の再度→布引ルートか、逆の布引→再度ルートか迷ったのですが、今回のルート設定は正解だったと思います。
体力のある前半は純粋に山道を楽しみ、中盤に川渡りで目先を変え、後半は観光もしながらゆっくり歩くことで、最後までモチベーションが下がらず楽しいハイキングとなりました。
ハイキングの後に神戸クアハウスもいけるしね。
次は六甲ツーリングだー!
参考
布引水源地水道施設の重要文化財指定について
神戸市のホームページ、布引水源地についていろいろ。
本「六甲山に行こう」
ハイキングコース紹介のほか、六甲山にある観光施設、交通アクセスの紹介
ハイキングモデルコースやお土産品などなど。ハイキングにも車にも便利な地図付き。
神戸クアハウス
ハイキングの後に入ったところ。水風呂は布引の水らしい、超冷たい。
確かに、はまった川の水も冷たかった。
カプセルホテルは男女別フロア。
布引名水も買えます。