昼下がりの憂鬱

猫は微笑みながら眠る。まるでそれだけがすべての様に。

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スネークが優しい件

スネークこと会社の先輩Oさんの話。

スネークのエピソード1
草津に出張に行ったときのこと。
お昼に食堂でお弁当が出た。
普段は「これで足りるの?」というくらいの量しか昼食をとらない私は、いつもより多めの分量だったため食べきるのに時間がかかった(米一粒、残さない主義です)

自分が食べ終わるとさっさと食堂を後にするK課長。
一方スネークは、食べた後はのんびりとお茶を飲みつつテレビを眺めている。
私は「食べ終わったらどこにいれば良いのだろう…」と考えながら食事終了。
少し一息ついたくらいでお茶を飲み終えるスネーク。

ohtsuka
じゃ、いこうか。


え?もしかして食べ終えるの待っててくれたんですか?!
フツーにテレビ見てるだけにしか見えないそぶりで!「待ってます」なんて気配もなく!
しかも、食べ終えて一息ついて「さて行こうか」という絶妙なタイミングで「行こうか」と声をかけてくれるとは…!
やりおる…!!なかなかやりおるよ!

スネークのエピソード2

コンベアを切断することになったスネーク。
金属のアングルで出来た台にボルトで固定されており、昼ごろK課長に言われ、私がボルトを外しておいたものです。
コンベアを囲みながらどういう物を作るのかを話し合っているスネークとK課長。
掃除しながら聞いていると、私がボルトを外したところを持って
「だから月影さんに頼まないで自分でしたらって言ったじゃないですか」と言っているスネーク。

も…もしかして外しちゃ不味いところだったの?
確かに、K課長に言われたのは土台の後ろに固定していたボルトで、前を固定していたボルトは何も言ってなかった。
個人的に「切断するなら取り外すんだろう」と考え、前のボルトも外したのだが…

もしかして間違えたのかな…スネークに迷惑かけたかな…と思いつつ掃除。
K課長がいなくなった後、恐る恐る声をかけてみた。

「あの…私もしかして、外しちゃいけないところ外しましたか…?(オドオド)」


ohtsuka
「ううん、全然。むしろ、外してくれたほうが助かります」


普通なら「ううん、全然」「いや、大丈夫だよ」で終わりそうなものなのに、助かりますなんて一言が付いてきたんですよ!
不安が消えるどころか、役に立てた!と嬉しくなったり。
何気ない一言なんだろうけど、こういう言葉に気づかいを感じる。


あと、遠くから私を呼ぶときも「ちょっとこい」じゃなく、「こっちおいで」という感じで手招きしてくれるのもなんか嬉しいです。

ど素人の私と、アレな上司の世話できっと大変だろうから、早く仕事できるようになって、スネークを助けられるようになりたいです。
あ、でも今日は電気工作でちょびっと手助けできたんだぜ!
(スネークは電気は苦手らしい)
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